2025/12/24 14:50
こんにちは。苺屋あとりゑのしょうです。
今年も1年を振り返りながら、苺屋あとりゑの現場でどのようなことがあったのかを、少しお話ししたいと思います。
3年目のシーズンを終えて(2024秋〜2025春)
今シーズンは、苺屋あとりゑにとって3年目の収穫期でした。
秋の残暑が長引いた影響で、一部の品種では初回の果実(1番花)に乱れが見られましたが、幸い大きな被害はなく、おおむね順調な収穫を迎えることができました。
販売面でも、いちご狩り・直売・オンライン販売のすべてで好調を維持でき、
1・2年目に感じていた課題をひとつずつ乗り越えられた実感があります。
特にうれしかったのは、これまで都内のお客様が中心だったいちご狩りに、地元・山梨県内のお客様が増えてきたことです。地域の方に選んでいただけるようになったのは、大きな励みになりました。
また、冬以降は天候にも恵まれ、2年目のような悪天候による影響も少なく、
シーズンを通して安定した量をお届けできたと思います。
一方で、キッチンカーでお客様と直接お話しする中で、
「いちご狩りを予約したかったけれど、すでに埋まっていた」という声を多くいただきました。
いちごは自然の恵みであり、天候や生育の状況によって収穫量が変動するため、
どうしても予約枠を早めに多く確保することが難しいのが現状です。
今後はSNSなどを通じて、予約の空き状況や受付開始のタイミングをより分かりやすくお伝えすることを心がけていきます。
苗づくりの季節(2025夏〜2025秋)
お客様の目には見えづらい部分ですが、いちご農家にとって収穫後の夏はとても大切な時期です。
6月以降は、ハウスの片付けと並行して次のシーズンに向けた苗づくりが始まります。
近年の猛暑は、いちごの苗づくりにも大きな影響を与えています。
苺屋あとりゑでは、これまでに扇風機の増設、水やり時間の見直しなど、さまざまな高温対策を行ってきました。
その成果もあって、毎年少しずつ改善を実感していますが、やはり真夏の暑さは厳しく、私たち農家は気が抜けません。
今年は特に水やりの方法を根本的に見直す試験を行いました。結果は良好で、来季は本格導入を予定しています。これにより、暑さによる根の痛みを減らし、より健やかな苗づくりが期待できそうです。
さらに9月以降の残暑対策として、植え付けた苗の冷却管理にも取り組みました。
こちらの成果はこれから現れてくると思いますが、もしうまく機能すれば、気温の高い秋を経験しても初回の果実を安定して収穫できる見込みです。
こうした地道な試験や改善を積み重ねながら、少しでも安定した生産体制を整えていくことが、私たちの大切な仕事だと感じています。
おわりに
苺屋あとりゑのいちごが、皆さまの「楽しい時間」や「小さな幸せ」の一部になれたなら、これほど嬉しいことはありません。
来季に向けても、引き続き一つひとつの工程を見つめ直しながら、よりよい形でお届けできるよう努めてまいります。
いつも応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
苺屋あとりゑ
しょう
